人生は "Play" だ!

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インフラSE(システムエンジニア)の30代突入したてほやほや男。人生とかビジネススキルとかマネジメントとか迷える人のお役に立てる情報を発信。育児休業中。資産運用もはじめました。

【男性の育児休業】職場への影響は最小限に!育児休業日に向けて職場で準備したこと

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育児休業は職場に迷惑がかかる

本来、必要とされている人数にカウントされているんですから

育児休業すると、当然のことながら職場に迷惑はかかってしまいますね。

 

会社側としては育児休業する人がいるたびに人を雇うのはコストがかかります。

また、育児休業は復帰を前提としているので

新たに人を雇うのは会社としてはしたくないでしょう。

 

なので、育児休業は職場に対して何らかの影響を与えます。

ほかの人に負荷がかかるとか、その分売り上げが減少するとか…

 

これは男女にかかわらず、発生する問題ですね。

 

ですが、育児休業による影響を最小限に抑えることはできます。

 

本来は、上司や部署の責任者が主導となって

「どうすれば職場への影響が最小限が済むか?」

という点を考え同僚含め対応していければいいですね。

 

では、ここでぼくが実施した "育児休業に向けての職場での準備" を紹介します。

なお、ぼくはSEで管理職なのでそれらを前提で読み進めてください。

 

 

育児休業に向けての準備

ぼくはリーダーやマネージャーなど管理する立場にいるときは必ず

 

「自分がいなくても仕事がまわる環境」

 

を目指して、日々仕事を行っております。

 

リードする人やマネージする人って、極論を言えば

本来は必要ない立場であると思っています。

 

なぜなら、部下たちが自分たちで目的意識をもって常に正しい成果、

お客様への価値を生み出し続け決められたミッションや目標を達成できれば

引っ張っていく人も、管理する人もいらないと思っているからです。

 

話はずれましたが、常日頃から「自分がいなくても仕事がまわる環境」

を目指していたので「育児休業するぞ!」

ってなってもぼく自身はそれほど苦労しませんでした。

 

日頃の仕事っぷりがいいからですね(笑)

そんな状況でしたが、さっそく紹介していきます。

 

役割と責任範囲の見える化

チームビルディングの世界では "Role (役割) & Responsibility (責任)" などと言われるものがあります。

 

実は各社員の役割とか責任範囲とか明確になっていないってことはないですか?

 

かくいう、ぼくの部署も明確に見える化されていないかったので

部下と上司含めこのロール&レスポンシビリティを見える化しました。

 

そして、育児休業でいなくなる自分自身の役割と責任を明確にして

いなくなったら何が困るのか?どうなるのか?っていうところを把握しました。

 

自身の作業の見える化

ロール&レスポンシビリティを明確にしたら、それらに対する作業(タスク)を見える化しました。

そして、不要なタスク、引き継がなければいけないタスクなど選別しました。

 

例)

「これは自分でやる必要はない」

「これは本来自分のタスクではない」

「このタスクはむしろ不要ではないか」

「このタスクは自動化できるのではないか」

 

見える化することで自分が抜けた穴をより明確にすることができます。

そして、何をどのように引き継げば職場への影響が最小限になるか作戦をねることができます。

 

マニュアルの作成

タスクの洗い出しを行ったところ、属人化しているタスクがあることが見えてきました。

※属人化 = ある作業をある特定の人しか行えない状態

 

というか、そもそも明確なマニュアルなどが存在していないタスクや作業が多くありました。

その問題を見て見ぬふりして、後回しにしていました。。。(ダメ!後回し!)

 

とはいえ、育児休業を取得することをきっかけにやりたかったマニュアルの作成に取り組めたのは良かったです。

 

マニュアルとは言わず、自分の作業含め、仕事の内容を文書化することは重要ですね。

 

部署の資産になりますし、部署内での知恵・知識の共有が行えます。

また、引き継ぎもしやすく、教育を生産的かつ効果的に行うことができます。

メリットしかありませんね!

 

部下と上司への教育

今までの作業で洗い出したものをベースに、属人化しているタスク含め

自分の知識や技術を部下と上司へ教育をしました。

 

マニュアルを作成した際に、トレーニング資料も作成したので新人が入ってきても

ぼくが作成した資料をベースに教育ができる状態を作り上げました。

 

そうして「自分がいなくても仕事がより生産的かつ効果的にまわる環境」を目指したのです!

 

部下と上司への仕事の引き継ぎ

あとは、できるだけはやく自分のタスクを部下と上司に引き継ぐことが大事ですね。

 

ぎりぎりに引き継いだり、引き継いだ内容を実際に行っていないことがあると

育児休業中に連絡があったり、最悪出勤する羽目になるかもしれないです!

自分も職場も不幸なので、はやめはやめの準備が大事です!

 

何を隠そう、ぼくの場合は育児休業の2~3週間前にはほぼタスクが手から離れていました。

なので、今まで手を付けれなかった、重要だけ緊急ではない部分について着手することができました。

 

無事に育児休業ができますように!

このようにして、ぼくは無事に育児休業に入ることができました。

 

あまり参考にならなそうですね…(+_+)

 

ただ、こうやって書いてみると、組織として当たり前に必要なことだな~と思いました(笑)

育児休業とか関係なく、やっておいたほうがいいことですね!

 

「自分がいなくても仕事がまわる環境」

 

っていうのができたらできたで、育児休業明けに自分が戻るところがないかも…(笑)

それならそれで、次のステージに行くいい機会ととらえて転職でもしようかな!

 

この記事が誰かの役に立ちますように…